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ゆずの栄養素 効果と効能
皮・果肉・種まで栄養満点なんです・・・。
香味料として重宝なゆずは、昔から冬至の風習のゆず湯としてよく知られています。ゆずを輪切りにして布袋に入れ、それを浴槽の中に入れると、よい香りが気分を爽快にし、精油成分が皮膚を刺激して血行を良くし、肌をなめらかにし、冷え性・リウマチに効果があります。このゆず湯以外に、お吸い物、薬味、すりおろして味噌と和えたゆずみそ、などいろいろな利用法がありますが、漢方では上品(じょうほん)・君薬(くんやく)<人間にとって最も大切なものとの意>と呼ばれ、免疫系・内分泌系・神経系・代謝系・血管系等の調節機能を活性化する働きがあり、昔から薬として利用されてきました。
ゆず

ゆずの効果を知らないと、ゆずは皮だけ利用するものと思い、汁ものに入れても香りだけ楽しんで食べずに残してしまう人が九割方いるそうですが、実際は皮だけでなく果肉(果汁)も種も優れた薬効があり、全部無駄なく食べなければもったいない果物なのです。まず、皮の外側にはリモネン(精油成分)とベータカロチンが多く含まれています。リモネンは血行を良くして身体を温め、βカロチンは粘膜を強くして風邪の予防になります。また、皮の内側の白い部分はヘスペリジンといって、毛細血管を丈夫にして動脈硬化を予防する成分が含まれています。

また、皮のビタミンCはレモンの2倍もあります。皮に100g中150mg含まれていますが、みかん1ヶ30mgに比べてもその含有量の多さはわかります。さらに果肉(果汁)にはクエン酸がみかんの3倍含まれ、リンゴ酸・ビタミンC・ペクチンも豊富です。疲労回復、利尿作用、胃腸を整える、コレステロールを抑制する等の働きがあります。ことにクエン酸とビタミンCは消化吸収を助け、善玉菌を増やすので整腸効果は抜群です。

そして、もっと驚くべきは種の薬効です。ゆず1個につき20個の種が含まれていますが、この種にはリモネンという抗ガン物質が含まれている事がわかりました。ゆずは白菜と一緒に摂ると脳卒中を予防し、胃腸の働きを整え、ゆずみそ(白味噌:大さじ3、砂糖:大さじ3、だし:大さじ2をとろりとするまで弱火で煮詰め、ゆずのみじん切り1/2個を混ぜる)は味噌との相乗効果で健脳・ガン予防に効果的です。

ゆずを丸ごと美味しく摂る一番手取り早い方法は、ゆずのハチミツ漬け(ゆずを薄くスライスして種も一緒にハチミツに漬け込む)です。リモネンとハチミツの相乗効果で神経がリラックスし、身体が温まります。そしてのどのイガイガを取り、初期の風邪には効果的です。そのまま食べても美味しいですが、適量をお湯で薄めてハチミツドリンクにすると、ゆずならではの香りが楽しめます。この時、皮も種も一緒に入れて食べましょう。

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