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寒四郎(かんしろう)
 本紙に再連載の「三四郎」はおかげさまで好評だが、「寒四郎(かんしろう)」をご存じだろうか。漱石の知られざる小説ではない。寒の入りから4日目のことを擬人化して呼び、俳句の季語にもなっている。〈みちのくのみちのくらしき寒四郎〉菅原了二。今年はきのうがそうだった。

ではきょうは「寒五郎」かといえば、その表現はない。ともあれ列島は二十四節気の小寒、すなわち寒の入りをくぐって、寒さの最も厳しいとされる日々にある。冬将軍の吐く息はいよいよ白い。

〈寒といふ字に金石(きんせき)の響(ひびき)あり〉高浜虚子。「カン」と読む音の響きは、厳冬の大気の引き締まった堅さを、なるほど表象しているかのようだ。あるいはカキンと凍った堅氷のイメージか。想像だが寒四郎も、三や五より寒そうに響くゆえの命名なのだろう。

北国や日本海側では雪が深い。日照時間も、たとえば青森市では元日から8日までの積算で4時間しかない。新潟市は11時間。片や冬晴れの東京は43時間半。新幹線なら2、3時間の距離で冬の空はまるで違う。

豪雪と過疎が重なる地域は多く、高齢化も進む。屋根の雪下ろしは危険が伴う。命綱をつけて、必ず2人以上で、といった注意喚起を聞けば、どこか冬山の登山さえ彷彿(ほうふつ)とさせる。支え、助け合う仕組みの充実は待ったなしだ。

ところで寒の入りから9日目を「寒九(かんく)」と呼ぶ。寒苦に通じる気もするが、昔から「寒九の雨は豊作の兆し」として喜んだという。寒さの底から春を待つ心の表れだったろうか。

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